日本人にとって実施しやすいパレオダイエット

日本人にとって実施しやすいパレオダイエット

ダイエットの方法の一つとして知られるようになってきたのがパレオダイエットです。基本的なコンセプトは旧石器時代の頃の食生活に戻すということであり、それがパレオダイエットの名前の由来になっています。しかし、現代生活に慣れてしまうと今から食生活を旧石器時代に戻すことは不可能と言えるでしょう。

 

そのため、現代食よりもより旧石器時代に近いものにするために食材に制限をかけるというのが基本的なダイエット方法です。食べても痩せられるというのが魅力的な点として注目されていますが、食品に気をかけるのは難しいと考えるかもしれません。しかし、日本人にとっては比較的行いやすいものと言えるでしょう。

 

和食に回帰するという考え方を持つと大半の問題をクリアすることが可能です。パレオダイエットの基本として知られているのが炭水化物をなくし、タンパク質を多く摂るというものですが、より厳密に言えば自然のものをそのまま食べるという意味もあります。

 

肉や魚、野菜や果物、海藻やきのこを食べるのを基本として、炭水化物の多い米やパン、芋類や豆類、砂糖やアルコール、はちみつなどは食材として用いないようにするのが原則です。米は和食で必須のものですが、米を我慢すると共に、炭水化物ばかりでできている芋類と豆類、菓子類を避けてしまえばほぼ問題がありません。

 

卵料理も問題はありませんが、乳製品は原則として禁じられています。このような食材だけであっても焼き魚と青菜のお浸し、刺身と海藻といった和食でよく見かける食事の組み合わせを利用していくと献立を作ることができるのです。

 

一方、油に関しても制限があるのには注意が必要です。ごま油や菜種油などは使用してはならず、オリーブオイルやアーモンドオイルを使用するように定められています。このような油はもともと日本ではあまり馴染みのないものですが、そもそも和食に回帰しようと考えれば油を使った料理を避けるのは難しくありません。

 

食材を茹でたり、網で焼いたり、鍋で煮たりする調理方法は油を使いません。また、生のまま食べる方法や、漬物のように発酵させて食べる方法もあります。このような調理方法があることから、油をあえて使用せずに食事を用意することができるでしょう。それによってダイエット効果も高まるため、和食をよく知っている日本人にはより効果の高いパレオダイエットが実現できるとすら可能です。

 

ただし、日本人にとって大きな問題となるのが加工食品です。食事を楽に準備しようとチルド製品やインスタント食品、冷凍食品などを利用してしまうと失敗してしまう可能性があるので注意しましょう。こういった加工食品は旧石器時代になかったものであり、多数の添加物が使用されています。

 

化学的に作られたり精製されたりしたものを使用しないのが原則なのがパレオダイエットです。時短料理が広まっている日本では馴染み深い加工食品も避けて通らなければなりません。